2023年度 研究室メンバー

  • 准教授 東海林 竜也

修士課程2年(2名)

  • 浅瀬 有希
  • 吉田 匡志

4年生(8名)

  • 乙黒 優那
  • 古市 綺斗
  • 田中 麗那
  • 中村 龍矢
  • 濱﨑 楽人
  • 桝屋 悠斗
  • 森山 日香留
  • 渡邊 遥

3年生

コニカミノルタ画像科学奨励賞を受賞

2023年3月1日、令和4年度コニカミノルタ画像科学奨励賞<優秀賞>を受賞しました。

本賞は、公益財団法人コニカミノルタ科学技術振興財団より、「光と画像」に関わる研究で、社会課題の解決に寄与する斬新な発想による挑戦的な研究に取り組む40歳以下の研究者に対し贈呈されます。

関係者各位に深く御礼申し上げます。大変有り難うございます!

研究題目:二酸化チタンナノ構造体を用いたナノ物質の光操作と光触媒反応の制御
氏名:東海林 竜也
所属:神奈川大学理学部

https://www.kanagawa-u.ac.jp/news/details_26361.html

【和文解説】分離技術 (2023)

小特集[微粒子の分離・回収・制御・測定]に寄稿しました。本解説論文では、はじめに光ピンセットの基礎的理論を紹介した後に、液液界面ならびに固液界面を利用したナノ粒子の光捕集について紹介しています。

【論文】ACS Omega (2022)

[プラズモン光過熱によるリポソームチューブの形成]
光励起したプラズモンナノ構造体上で、リポソームが融合したチューブ構造を形成することに成功しました。
坪井教授(大阪公立大学)、上野教授(北海道大学)、村越教授(北海道大学)らのグループとの共同研究の成果です。

  • 研究成果のポイント
  • プラズモン構造体の光熱効果によるマイクロバブルが生じると、溶液中のリポソームが熱対流によりバブルに吸い寄せられるとともに、リポソーム同士が融合する現象を発見
  • 形成したリポソームチューブは光照射の間、熱泳動の影響により流動し続けることがわかった
  • リポソームは内包薬物を放出することなく、チューブ状に膜融合することがわかった
  • Generation of Ultralong Liposome Tubes by Membrane Fusion beneath a Laser-Induced Microbubble on Gold Surfaces
  • Chiaki Kojima, Akemi Noguchi, Tatsuya Nagai, Ken-ichi Yuyama, Sho Fujii, Kosei Ueno, Nobuaki Oyamada, Kei Murakoshi, Tatsuya Shoji and Yasuyuki Tsuboi*
  • ACS Omega, 7 (2022), 13120-13127.
  • DOI: 10.1021/acsomega.2c00553
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